
<<HONDA Z GL HT>>
初めての自分の車は20歳の頃、友人のYから8万円で買ったホンダ Z GL ハードトップ1974年式だ。
この車を知ったのはYが乗っていたのを見たのが初めてで、自分が免許を取った頃にはもう町中にも殆ど走っている姿は見なくなっていた。
Yは、その当時、この車を乗り続けたかったのだが、250cc市販車での二輪の草レースに入れ込んでいて、トンスポーターとしてスズキのエブリィを購入してしまい、置き場に困ったZが我が家にやって来たのだった。
ホンダZは当時の規格の360ccの軽自動車である、初代のZはN360をベース車両として外観をなんと日産のフェアレディZを真似るという、当時のホンダだから出来たのか? 殆ど掟破りの車であるが、軽自動車の規格に納めるためにフェアレディZを前後に大幅に縮めてまるでチョロQの様な外観である。
ウチに来たZは2代目で、水冷化されたライフをベースとされていて、ドアピラーが無いハードトップとなったモデルである。
エンジンは360cc水冷で36馬力を産み、GLは4速ミッションなのだが、GT用の5速ミッションに換装されていた、ミッションは1速をシンクロしていないと言う今となっては乗りづらい作りだが、さすがはホンダのエンジンで高回転までキレイに吹き上がる、ブレーキには倍力装置が無く踏んだ力がそのままドラムにかかるので低速なら良いが、時速80キロを超えると殆どブレーキが効かない(^^;気がするほどである。
また80キロまでは加速している気がするが、その後はアクセルべた踏みで我慢の時間である、ぬふわキロを超えるとボディーの至る所から音がしだし走行中分解するんじゃないかと心配するなか、メーター読みの最高速度はぬあえキロであった。
一回関越道でダイハツフェローMAXという同世代のライバル車と並走した事があり、向こうはクラス最高の40馬力のエンジンを積んでいた、殆ど同じ速度で走り続ける事が出来た。
この車は、その当時働いていた会社から出向でTDL勤務になり朝5時にTDLに通わなくてはならなくなった時に冬場はずっ~とこの車で通っていた、ビニールレザーのシートは走り出してしばらくしても冷たく硬いままだが、冷房は無いけど暖房があっただけでもありがたかった。
写真は2輪では冬には行けないなぁ、と言う事で中禅寺湖の湖畔である、いろは坂はどーにか雪もなく登り切れたが、その先の金精道路は冬季閉鎖中となっていて、この先に行けなかったのは残念だ、結局いまだに金精道路を走った事が無いのである。
しかたなく日光の町中で宿を探して一晩をすごしたが、その宿の雰囲気がなんかおかしかった、翌朝宿主が自ら謝りながら話していたが、夕方突然来る客はなにか後ろめたい事をした奴か「自殺者」と間違えたとか(^^;
をいをい って感じである。
真冬の南相木村へキャンプに行ったり、伊豆の川津へ旅行へ行ったり結構楽しんだ初マイカーである。
Zは、ジャンボーグAと言う特撮番組でシリーズ後半に登場する「ジャンボーグ9」のベース車として、ロボットに変形する車として登場している。